スプタヴィラ物語

こんにちは!安です。
今日はスプタヴィラーサナにまつわるお話。
 
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スプタsupta=横たわる
ヴィラvira=戦士、英雄
アーサナasana=ポジション、ポーズ
 
仰向けの割座です。
腕を上げると更に胸腔が広がります
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そんなスプタヴィラにまつわる神話はこちら。
 
※※※
昔パンタヴァ五兄弟とカウラヴァ100兄弟がいました。
この兄弟は従兄弟同士でした。
しかし両者の間で国を掛けた全面戦争が始まりました。
 
勇者ビーシュマは両者の大叔父にあたる偉大な戦士でした。
また、幼い頃から両者を可愛がり、剣を教えた先生でもありました。
ビーシュマは戦争となった時、戦士の誓いを守りカウラヴァ軍につき最初の総司令官となりました。
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戦いはカウラヴァ軍に優勢で始まり、パンタヴァ軍は何とかビーシュマを倒そうと試行錯誤し、彼の弱点を本人から聞き出しました。
弱点をつき、アルジュナ達はビーシュマに沢山の矢を浴びせました。
ビーシュマは自身に刺さる矢の上に横たわるようにして仰向けに倒れ込みました。
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ビーシュマは戦地から逃げる事も傷の手当ても断り最後の時を迎えました。
 
死闘が繰り広げられているなかで、ビーシュマの周りにはパンタヴァの王子とカウラヴァの王子が集まりました。
偉大な戦士ビーシュマは、最後まで皆に慕われ、許しを与えながら穏やかに死んでいったのでした。
 
※※※
 
スプタのヴィラーサナは身体の前側を伸ばすアーサナです。
 
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前に倒れることなく、空を見上げて堂々と横たわり、自身を最後まで真っ直ぐ見つめていた偉大な戦士のように、胸を空に見せて 腕の力を抜いて、喉を緩め 穏やかな顔を保ち、最後の一息まで丁寧に自身を扱う。
風と空気に溶けあえるように、天と大地に溶けあえるように。
 
 
早速やってみましょう!
 
本日もお読みくださりありがとうございました!
それではまた次回~!

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