ヨガインストラクターが覚えておきたい食事のポイントとは?

ヨガインストラクターが覚えておきたい食事のポイントとは?

運動と食事には深いつながりがあります。体だけでなく心の鍛錬をするヨガについても、普段からきちんとした食事を取ることで、健康的な生活を送ることができるのです。そこで今回は、リハビリテーション専門学校でも栄養の講座を指導するarati代表のLisaが、ヨガの効果を引き出すために覚えておきたい食事のポイントを紹介します。

ヨガをする人の多くが菜食主義であると思われている理由

ヨガをする人の多くは菜食主義者である、という固定概念が世の中にはあるそうです。その大きな理由として、ヨガの哲学が関係しています。

ヨガの礎になっているものとして、聖者パタンジャリが書いた「八支則(アシュタンガ)」があります。これは、ヨガを実践する人が覚えておくべき考え方や生活のあり方について書いているものです。その中には、非暴力を意味するアヒムサについても言及しています。アヒムサの考えは「生きとし生けるものに暴力を振るったり殺したりしてはいけない」というもので、動物の肉についても避けている人がいます。

ヨガインストラクターは菜食主義者ではありません

しかし、ヨガインストラクターだからと言って、全員が菜食主義者ではありません。生活のあらゆる場面で八支則を適用する心がけで生活をしていますが、ベジタリアンかどうかは人それぞれです。動物性を戴くときは、肉や魚などの命に感謝していただいています。

日本では健康思考が高まっており、若い女性の中にはたんぱく質を避けて、パンを中心とした食事の人もいます。しかしその結果、鉄不足に陥ったり、糖質の増加や腸内環境の悪化が進み、冷え症や免疫力。消化力の低下、むくみやアレルギー体質といった問題を抱えることもあるので注意が必要です。多くのヨガインストラクターは、偏った健康志向を持つことはせず、適切な鉄分・たんぱく質を摂取するなどのバランスを保つことが重要と考えています。
なぜなら、この2つがしっかりと摂れていないと、身体の細胞が適切に作られず、貧血や疲労感、やる気の低下など心身に様々な不調が出でしまいます。

自分の体に合うものを選ぶことが重要

最近では、サプリメントなどの「健康フード」を利用する人が増えています。手軽にバランスよく必要な栄養素を摂取できるとして人気が高まっていますが、メーカー選びは慎重に行いましょう。おすすめはI Herbというサイトです。正直、日本のものは含有量が低いうえに安くないのでお勧めしません。ただし、過剰摂取や栄養素の偏りによる健康被害も問題になっていますので、まずはバランスの良い食事を心がけていきましょう。

雑誌やテレビ、インターネットなどの広告に惑わされることなく、自分の体に合うものを選んでいくようにしましょう。必要な栄養素は人によって異なります。それぞれ違うということを念頭に置くことは大切です。

健康を維持するために覚えておきたい3つのこと

ヨガインストラクターとして健康な体を維持するためには、以下の3つのポイントを押さえておくことは大切です。食事を取るときには、いつも意識するようにしてください。

自分の消化力に合わせた食べ方をする

インドの伝統治療「アーユルヴェーダ」によると、一年の中で冬がもっとも消化力が高いといわれています。それのため、冬は栄養価の高いものを積極的に取ることをすすめています。しかし、冬が過ぎたあとは注意が必要です。冬を過ぎると徐々に消化力が落ちていき、未消化のものが体の中で蓄積するとされているのです。それによってアレルギーなどの病気を引き起こしてしまうとされています。

アーユルヴェーダでは、自分の消化力をいつも把握しておくことを奨励しています。目安は両手でお椀をつくり、その中に納まる量が1回の食事の目安と言われています。自分の消化力に合ったものを食べることで、健康を維持することが可能だという考え方です。

腸内環境の改善を心がける

腸内環境を整えることはとても大切です。肌艶・透明感・シミしわなど見た目の美しさにも影響を与えますし、脳や自律神経などの精神面にも大きくかかわってきます。腸内環境が乱れ、腸の動きが鈍くなりますと、脳がその情報をキャッチします。脳に伝わった情報により、ストレスや心の不安などの精神的な問題を抱えるようになってしまいます。言い換えるならば、脳と腸には密接したつながりを持っているのです。脳から腸、または腸から脳に伝える動きを「腸脳相関」といいます。

腸内環境を整えるために、以下の4つの方法を実践しましょう。

  • 食物繊維やオリゴ糖といった腸内細菌のエサになるプレバイオティクスを摂取する
  • 乳酸菌・酪酸菌などのプロバイオティクスを含む食品を摂取する
  • 過剰な除菌や保存料を多く含む食品、さらに必要以上の抗生物質の服用は控える
  • 小麦より米を食べる
  • 牛乳は控える

米などの穀物は、腸内環境を整える働きがあります。また小麦には腸の粘膜を傷つけるグルテンという、たんぱく質を含んでいます。そのため、小麦よりも米を中心とした生活にしましょう。

過剰な糖質優位の食事に注意する

糖尿病やメタボリックシンドロームを避けるための方法として、糖質の摂取を抑える食事法があります。しかし、健康な人が過剰に糖質制限をすると腸内でカンジダ菌が増え腸内環境を荒らしてしまうので注意が必要です。ただし、過剰に減らしすぎで糖質が不足しますと、体のたんぱく質をエネルギーとして使うため、筋肉量の不足や基礎代謝の低下を引き起こしてしまう危険性があります。また、脳に十分な糖が届かなくなるので集中力が低下する恐れもあるでしょう。たんぱく質をしっかり摂りつつも、糖質過剰にならないよう、スイーツは控える、夜だけ糖質制限をするなどの工夫で、適度にバランスよく摂取することが大切です。
もし、おやつや甘いものが欲しくなるという方は、エネルギー不足なので、基本はたんぱく質を増やしてあげましょう。また、ナッツやドライフルーツ、干し芋など天然の素材を食べるなどおやつに内容を工夫してみましょう。

まとめ

ヨガインストラクターになるには、ヨガのスキルだけではなく、食事についての正しい知識を身につけておくことが重要です。誤った食事は、ストレスや基礎代謝の低下、アレルギー、慢性疲労などの病気を引き起こすこともあります。自分の体に合うものを選ぶように心がけましょう。

東京都新宿区にある「ヨガ&健康コンサルティングarati(アラティ)」では、アーユルヴェーダに関する基礎的な知識、腸内環境と体と心の関係に関する知識も専門家から丁寧に1つ1つ習得できます。ドクターによる腸活インストラクター養成講座も好評です!!
また、全米ヨガアライアンス認定校として、ヨガインストラクターの養成講座も随時開講しています。食と心と体、ヨガに興味のある方は、ぜひご連絡くださいね。

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