こんにちは!安です。
今日はシャシャ(ン)カーサナにまつわるお話
シャシャカ(Sasaka)=ウサギ
手をつくことで首への負担を減らす、あるいはお尻を踵につけたままに頭部を床につけて刺激を入れて行きます。
余裕があれば手で踵をつかんだり後ろ手を組んで肩甲骨を寄せたりします
シャシャンカーサナはよくshashankasana、とスペリングされることがありますが、
shashank(シャシャンカ)=月、あるいはソーマというバラモン教の月の神様、あるいは神に近づける神聖な酒を意味します。
日本でも月とウサギは馴染深いですね。
昔、狐と猿と兎が暮らしていました。
三匹は常日頃から、自分たちが獣なのは過去の行いが良くなかったためだと思い、何か良いことを出来る機会を待ち望んで過ごしていました。
そこへある日、人間の老人がヨロヨロと姿を表しました。
兎は二匹に言いました。
「もう一度何か見つけてくるので火を起こしておいてくださいな」
兎が姿を消すと、二匹と老人は火を起こして兎を待ちました。
しばらくのち、兎はやはり何も見つけられずに手ぶらで戻りました。
狐と猿は嘘つきだと兎を罵りました。
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この話は魂あるいは個の永遠性、不死性も象徴しているせいか、古代中国では月のうさぎが秤を使って不老不死の薬を作っている、と考えられていました。
そして中国から日本に伝わると、秤はもっと馴染みのある臼となって兎はお餅をつき始めたのです
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シャシャンカーサナは程よく抑制のきいた、体に程よい刺激を入れられるアサナです。
頭頂を刺激して、優しく逆転を行うことで失われたバランスを取り戻し、前屈を行うことで心身を鎮める効果があります。
平衡感覚を取り戻し、緊張しがちな首や肩や脊柱を優しく伸ばしましょう。
早速やってみましょう!