男性性・女性性/ジェンダーとセクシャリティ(性)の違い

 

社会を生きていく上で自分らしさを発揮すると言うことが求められます。

 

最近はレジェンダーレスが求められ、その是非は置いといて

歌舞伎町にも「ジャンダーレストイレ」なるものが設置され話題を呼んでいます。

 

 

男性や女性といった部分での性差別をなくそうと言う考えはいいのですが

この性差別とはあくまでもジェンダー的な差をなくそうと言うことなのに

セクシャリティ(性)の差をなくそうと言う事とごっちゃになっていると思ったので今回はジェンダーとセクシャリティの違いを書いてみます。

 

 

ジェンダーとは、社会的な性差のことで

・男だったら〇〇してほしい

・男なんだから泣くな!

・女らしく可愛い格好をしよう

など、社会や文化などによる人の観念的な思想をジェンダーといいます。

 

 

一方、セクシャリティ(性)とは肉体的な性差のこと。

これは医学的にみる性器の違いですぐにわかります。

 

精巣がある事で男性は男性ホルモン(テストステロン)によって支配され男性らしい骨格や筋肉増加の作用があり力が女性に比べて強い傾向があります。

 

一方、卵巣がある事で女性は女性ホルモン(エストロゲン)によって支配され乳房を発達させ女性らしい体つきを作るので男性に比べ力が弱く月経周期がある事で体調に波がでます。

 

この2つは男性と女性を語る上で一緒にしてはいけません。

 

ジェンダーは国によっても文化や社会が違うので固定化したのもではなく、肉体的な性の違いがあっても

そのジェンダーに適応するかはその人の個性によって様々です。

 

 

逆に言えば、社会的な規範に重きを置く文化がある国ではこのジェンダーの観念が強く

生きにくさを感じる人の割合は必然的に増えます。

 

 

日本の教育機関でもこのジェンダーレスを謳って様々な施策がされていますが

このセクシャリティ的な面まで一緒にしようとしている節が多く疑問に感じます。

 

 

健全に性差を区別して(差別ではなくです)、それぞれの質の違いを互いにカバーできるような

相互理解・相互扶助の教育が必要だと思います。

 

また、このジェンダーや肉体的性差とはまた別の男性性、女性性と言うエネルギー的性質がその人独自に存在します。どちらかと言うと、人の個性を決めているのはこの男性性と女性性のエネルギーバランスの違いが大きいと思います。

 

 

人が自尊心を保ちその人らしく生きるには、この2つの性質の理解がとても重要になります。

では、その女性性と男性性と言う性質とは何なのか?と言うことを次回は書いていきたいと思います。

 

 

 

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